日別: 2020年3月1日

曉月夜譚 NOVELS

曉月夜譚

四ノ巻 「ふぁ……っ」  義勇がゆっくりと己の腰を動かすと、それに合わせるようにしのぶの吐息が閨の中に響いた。 「平気か?」  心配げな声がしのぶの耳に届く。 「うふふ、平気ですよ」  痛みがないわけではないけれど、義勇が求めてくれているという事実がしのぶの中で別の疼きを<ruby><r…